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「…あくまでも主人のため…か。ご苦労なこった…。来るなって言っても引き下がらねぇんだろ…?唯見るだけとかなら鬱陶しいだけだ。お前も働くなり何なりしろ。働く気がない奴はココに必要ない」
「勿論、はじめからそのつもりです。エルドラ様の秘書の仕事の合間だけですが、定期的にココに来ます」
「…マジかよ……勝手にしろ!」
カミルは大きく溜息をついて頭を拭いていたタオルを重いっきりカイエンに投げつけた。カミルは部屋の端にあるクローゼットに向かった。
「何するんですか!」
「何って、着替えるだけだよ!一々煩い!」
着替えるカミルを横目に、カイエンは投げられたタオルとシーツを洗濯に回し下の階へと降りて行った。
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