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私は、沢村さんについていった。 テーブルの上にお皿を置いている。大皿にはきれいにスライスされた色鮮やかなフルーツが、扇状に並べてある。 甘い香りがする。 「この会場のどこにいたって、見つけられてしまいますよ」 沢村さんは笑っているけれど、私はまた気が滅入った。
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