エピローグ

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ターミナルに着くと、鈴木と小倉と合流した。 「遅い!」 「すまんな遅れて…」 ヤスは小倉に怒られる。 ったく、尻に敷かれやがって。 そして俺は鈴木と見つめ合い、口を開いた。 「帰ろうか」 「うん」 冷たくなった手を差し伸べ、握る。 4人でいつも通り終点の駅前行のバスに乗り、地元へと帰った。 そして2年目の春が、訪れようとしていくのだったー。 〈了〉
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