2 義勇軍

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「危急存亡の(とき)に駆けつけてくれた義勇軍には感謝している。相応の待遇を持って応えよう」  アイザス王自らの労いを受ける義勇軍。 「帝国司令官を討ち取りし、異国の剣兵ラサ、並びに魔兵エフィよ。ラサには、重傷を負った義勇軍隊長に代わり、司令官として。エフィには、その副官として仕えてもらいたいが、どうか?」  アイザス王の申し出に、エフィと目配せをする。 「「謹んでお受けいたします」」  片膝をつき、臣下の礼をとる二人。
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