3 アイザスの姫
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「ラサ隊長は、異国の方でしたね‥‥知らないのも無理はない」 呟いた兵士をキッと睨む姫君。 「あら、アイザスの戦姫リームという名もまだまだ知られていなかったようね?」 見事に飛竜を操り、優雅に着地するリーム姫。 「さあ、帝国軍を追撃するんでしょ? よろしくね、英雄さん♪」 そう言って握手を求めるリーム姫。 「いや、姫を城へ護送する部隊は手配済み‥‥」
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