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頑なな決意。
そして、首を横に振らせない、王族特有の威圧感‥‥。
あの王にして、この姫有りか‥‥。
アイザス王の満面の笑みを思い出す。
こうなる事を分かってやがったんだ!
その上で姫をオレに任せ、傷でもつけようものなら命は無い‥‥と、あれはそういう含みだったのか!
しばし、目を伏せていたオレを、瞬き一つせず見つめ続けるリーム姫。
「わかった、リーム姫の従軍を許可する。ただし、戦場ではオレの指揮に従ってもらう‥‥」
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