3 アイザスの姫

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 頑なな決意。  そして、首を横に振らせない、王族特有の威圧感‥‥。  あの王にして、この姫有りか‥‥。  アイザス王の満面の笑みを思い出す。  こうなる事を分かってやがったんだ!  その上で姫をオレに任せ、傷でもつけようものなら命は無い‥‥と、あれはそういう含みだったのか!  しばし、目を伏せていたオレを、瞬き一つせず見つめ続けるリーム姫。 「わかった、リーム姫の従軍を許可する。ただし、戦場ではオレの指揮に従ってもらう‥‥」
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