3 アイザスの姫

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「ラサ‥‥だ」 「ではラサ、貴方にアイザスの姫として、最初で最後の命令をします! わたくしの事はリームと呼びなさい 姫なんて呼んでも口聞いてあげないんだから!」 「わ、わかったリームひ‥‥いや、リーム」  ようやくオレを放し、にっこり笑うと、 「ラサ、しっかり守ってね♪」  オレの両手を両手で包み、リームはウインクしたのだった。  って、空を飛ぶ竜飛兵を剣兵のオレがどうやって守るんだ‥‥?
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