2 義勇軍

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2 義勇軍

 故郷での戦果が評価されたのか、オレは義勇軍で小隊の指揮官に抜擢される事になった。  副官はもちろん、相棒のエフィだ。  アイザス王国軍は、ベルグ帝国軍の奇襲によって、その大部分を失い、籠城戦に追い込まれていた。  義勇軍は(かちどき)の声を上げ、アイザス城正門のベルグ帝国軍を背後から強襲を敢行した。 「敵が浮き足立っている今が勝機だ!」
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