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 俺はここはもう眠る気満々で、カプセルの中に入った。ウォーターベッドみたいな寝心地だ。うん、悪くない。で、これからどうなるの? 「ごゆっくりどうぞ」女は言うと、ふたをバタンと乱暴に閉めた。おいっ、もうちょっと丁寧にやれよ。全く持って、若い奴らは男も女も・・ったく。  心の中で悪態をついていたら、カプセルの中にアナウンスが流れた。
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