マリンスポーツ部

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二日後、波は生徒会長室に呼び出された。 「転入生の黒潮波さんですね、」 「そうですが、何か用ですか?」 「何処の部にするか、決めました?」 「いえ まだですが、、」 「それなら、マリン部に入ってみませんか?」 「えーと、、それは、、」 「前の学校では、マリン部に所属していましたね、だったら、ここでも入ってくださいませんか?」 「それは、ちょっと、」 「入部は無理なら、コーチをして頂けないでしょうか?」 「えっ、コーチですか!」 「そうなの、マリン部は去年の冬に出来たばかりで、まだまだ形になってなくて、どうでしょう、黒潮さん」 「えーと、わたし文系の部に入ろうかと思って、、」汗 「それなら、茶道部に入ってみます?」 「こら、サチ 違うでしょう。今は、、」 「あっいけない、会長 ごめんなさい、」笑 「話しがそれたけど、どうでしょう、黒潮さん」 「えーと、そうですね、コーチならいいですけど、」 「ありがとう、引き受けてくれて、黒潮さん」 副会長の鴨城幸さんに抱きしめられた。 ちょっと、照れるナミであった。 生徒会長の下城ミモリは笑ってる。 「放課後、迎えに行きますから、よろしく 黒潮さん」 「えっ今日ですか!」 「はい、善は急げっていうから、」笑笑 「そうですね、会長、、」笑
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