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下城女子学園チームは、予選決勝で静岡学園チームに1点差で勝ち上がる。
あとは全国大会の抽選会を待つだけであった。
この日ナミは、MSSに来ていた。
プリプリ(魔法獣)がジヨウクの気配を感じるということでメンバーが集まっていた。
探知器を積んだドローンで捜索することにした。
「あっ、反応があったわ、弓ヶ浜沖だわね、」
「えっ、ここからすぐじゃない、玉子さん!」
「虎雄、シャッター開けて、」
「了解です。玉子、」
ナミは、MSのエンジンをかける。
「それでは、発進します。」
MSの爆音と共に滑るように海に向かって行く。
途中、パールのイヤリングが光り、戦闘スーツに変身する。
「プリプリ、どの辺か分かる?」
「まだ先、沖の方だね、ナミちゃん」
「あっ、あんな所に釣り船が、、」
「いたよ、ナミちゃん、あの船の先、、」
MSは、釣り船の横を通ると!
「あっ、ナミちゃんなの?」
「あれっ、オトちゃん、なんでここにいるのょ、」汗
ナミは、プリプリを掴み釣り船めがけて投げつける。
「プリプリお願い、オトちゃんを守って、、」
プリプリは乙羽にぶつかり、乙羽は気絶する。
光の結界を張るプリプリを見たナミは、ジヨウクに挑んで行く。
機銃では撃退できないと思い、ジヨウクの嫌いなガスを放出する。
それを浴びたジヨウクは、退散して行った。
プリプリは、力尽きて乙羽の胸元に倒れ込む。
結界を張っている間は船の人たちは気絶しているのであった。
それでMSの機密を守られた。
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