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大会当日の朝
下城女子学園チームを乗せたバスが到着する。
会場である、九十九里浜では、一大イベントように観客が大勢集まっていた。
「なにこれっ?人の数!」「有名人でも来るの?」
「違うよ、各チームの応援団、」
「いや、それだけじゃないみたいだね、観光客もいるよ」
「なんで、」「ほら、外人もたくさん、しかも、水着!」
「こんな所でやるの!緊張するな、、」
初めて全国大会を経験する下城チームは、観客の多さでみんな緊張している。
開会式の挨拶、優勝旗返還、選手代表の宣言(前回の優勝校)
などが終わって、1回戦の準備をしている、下城女子学園と京大付属高校であった。
下城チームは、緊張をほぐす為、円陣を組む。
「それじゃ、キャプテンお願いします。」
「みんな全力で行くぞー」「オォー」
「1回戦、突破するぞー」「オォー」
「エイエイ、ヤァー」「ヤァー」
みんなは、スタート地点に元気よく走っていく。
「最後のヤァーは、なに?」
「さぁ、初めて聞いた、「キャプテンの気合じゃない?」
「あははっ、気合ね、」笑笑
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