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準決勝 当日
下城女子学園チームにトラブル発生。
「もうダメだね、これ以上治せない、」
「えぇ~そんな、どうにかならないの?」
「どうしたの?」
「あっ、会長、」
「僕から説明しょう、2号艇はエンジンに亀裂が入って、エンジンごと取り換えないとダメだね、5号艇は、カジが破損、エンジンもオーバーホールしないとダメですね。」
軽井先生がみんなに説明していた。
工学部総出でメンテナンスをするが無駄に終わる。
「別の中古を買った方が早いね、」
「そんな金どこにあるの?」
「そうなの、取り敢えず、はっきりしていることは、試合に間に合わないってことだね。」
「そうなりますね、会長」
「うぅ~悔しい、、」「やだだけど、仕方ないのか、、、」
「それじゃ、部長、実行委員会に行って報告しましょう。」
「じゃみんな、そう言う事で諦めて、会長と行ってくるから、」
「はい、分かりました。」
大会会場に実行委員会からのお知らせとして。
「皆様にお伝いします。先程 下城女子学園からエンジントラブルで棄権するとのことです。したがって、鹿児島南海高校の不戦勝とします。」
「えぇ~そんなバカな~」「ブゥー、「ブーっ」
会場の観客はブーイングのあらし、、、、、
ところが、、、、
「でも、良くやった!」「そうだな、下城学園に拍手、」
会場に拍手が起こっていた。
意外な出来事でもあった。
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