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???「帰れ…か。生憎だが私の居場所はここしかなくてね、帰りたくても帰れないのだよゼヴェロフくぅん。私は…「囚われている」からねぇ」
アレタ(ゼヴェロフ)「言い方が悪かったな。なら私の視界に入るな。私はお前の存在そのものに、嫌悪を抱いている。お前なら理由は分かるはずだ。
…私には肉体が無く、アレタには魂が無い。そしてお前は…「精神が無い」。私やアレタ、お前は人として重要な要素が一つ欠けてしまっている状態だ」
???「そうだねゼヴェロフくぅん。私には物事に対する「熱意がない」、機械的にしか出来ないのだよ。そして…「個を示す名前」。他の私達と違い私にはまだそれすらない。…しかし、「誰でもないから、私は誰にでもなれる」。
だから君やアレタにある意味興味を持てるのだろうね、私の無いものを持っているのだからねぇ」
アレタ(ゼヴェロフ)「私やアレタはお前に拒絶反応を示している。お前に興味を持たれるなど、ただの苦痛でしかないな。
…アレタ、気になるのか?」
アレタはこう答えており、よく見ると彼女の周りにたくさんの影が集まってからアレタはゼヴェロフの制御を受けつけずに、自動で影を掴んでから握り潰している。
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