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深紅「…ちっ、またかよ。アイツらも飽きないねぇ。「魔法なんて使うくらいなら」、銃の使い方を覚えりゃ良いのに…
というか「銃にも劣るただの魔法」を、いつまでも使うなんてありえねーな…」
深紅は食事を取りながらこうぼやいている。
藍紫「耳が痛いなーお姉さん、私も新しき人類からは「魔法使い」って呼ばれてるんだからねぇ?」
深紅「あぁすまんすまん。だがお前は「特別」だからな、アイツらとはまったくの「別物」だよ?」
顔を膨らませながら怒る藍紫を、なだめるように深紅が答える。
「魔法は現行火器で十分対抗出来る」。
この世界ではこの考えが広まっている為、「ただの魔法」は「手品の類い」でしかないのだ。
そのためこの世界では銃等の火器が、魔法にとって代わられる状況にはならなかったようだ。
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