61人が本棚に入れています
本棚に追加
/2396ページ
しかしこんな手品紛いの物でも、人を傷つける事は出来てしまうのだ。
現に魔法使いを自称する「教団」は、魔法を使いテロ行為を繰り返しているからである。
深紅「まぁ教団の信者達の大半は、「やむにやまれず」なんだろうがな。
「教えに忠実な奴」は違うだろうが…」
深紅は紅茶を飲みながらこう喋る。
藍紫「そこは分かんないよ。あの人達も、「過去に縛られてる」とは言えるけどね…」
藍紫は何か思うところが有ったのか、顔を少し下げる動作をする。
深紅「まっこの話はここまでにしておこう、飯が不味くなる」
藍紫「うん。…そうだ、食事が終わったら仕事に行かない?。昨日「義勇隊」が「人形達」と戦ったらしくてね」
深紅「へぇ…、人形達なら良い物があるな。アイツらは壊れた武器装備を捨てていくからなぁ。回収したらそれを修理して、「共和国」や「帝国」に売り付けてやろうぜ」
藍紫「そうしましょう。あっ「車」の運転はいつも通り、お姉さんに任せますねー」
藍紫は笑顔でこう喋り出す。
最初のコメントを投稿しよう!