リネージ～ハイエナ達の日常～

～眷属達(その2)～

アレタ(ゼヴェロフ)「確認したぞゼークト、…ビーム兵器の予備パーツも用意するとはな。良い仕事だ」

ゼークト(通信)「フフ。ローゼン姉妹か、カーミラサブレ君との戦いで駄目にするのではないかと思いましてね。こちらは代金は頂きませんよ。…こんな欠陥品(ポンコツ)にお金を取ったら、クレームが付きますからね」

アレタ(ゼヴェロフ)「ビーム兵器に関しては、評価がキツくなるか(笑)。
…それでも私にはこれが必要なのだゼークト。私の装備では奴ら新しき人類や眷属達をスピードで翻弄(ほんろう)出来ても、決定打を与える事は難しいからな」

ゼークト(通信)「…戦闘記録を確認しました。やはり彼らの再生能力は厄介ですね。ナルツィースのように異能で再生能力を鈍らせたら、多少は楽になるのですがねぇ」

ゼークトは面倒くさそうに応えており、それを聞いたアレタはハハと笑ってから口を開いていく。