~回収屋(ハイエナ)~

2/9

61人が本棚に入れています
本棚に追加
/2396ページ
暗い森の奥底に一軒の家がひっそりと建っており、その家のリビングに明かりがついている。リビングに「黒髪のロングに赤い目をした女性」…深紅(しんく)と、ゴスロリを着て眼帯をつけた女性…藍紫(らんし)が言い争いをしている。 深紅「くぉら藍紫ぃ!。テメーふざけた事してんじゃねぇよォォッ!?」 藍紫「はい?。私何かお姉さんに、酷い事しましたかー?」 鬼のような形相で怒鳴る深紅に対して、ほぼ真顔で藍紫はこう答えていく。深紅のこの状態を見る限りだと、今にも殴りあいに発展しそうな雰囲気となっている。 深紅「テメー…。私は絶対、許さないからなぁ…!!。 これからはお前の枕元で、お前の悪口を言い続けてやるからなッ!?」 深紅はやや涙目になりながら、藍紫にビシッと指差しながら怒鳴りつけてくる。 藍紫「あーお姉さん。それは迷惑だから、止めてもらうと助かりますね。 というかお姉さんは大袈裟なんですよねー(笑)」 藍紫はニヤニヤしながらこう答える。 深紅「ぬぬぬ…」 深紅は歯ぎしりしながら藍紫を睨みつけている。 一体何が深紅を、ここまで怒り狂わせるのか…。
/2396ページ

最初のコメントを投稿しよう!

61人が本棚に入れています
本棚に追加