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藍紫「私は抗いました。
これはお姉さんのポテチだ、私が食べたらお姉さんを哀しませる事になる。
しかし私の頭の中で声が響いてきました。
「抗うな、欲望に忠実になれ」…と。
気がついた時には…私はお姉さんのポテチを全て、食べてしまっていたのです。
…私達は「かつての人間達」のように、「欲望に抗う事が出来ない生き物」なのですね。私はそう思いましたよ…」
藍紫は悲しそうな顔と声になっている。
深紅「まぁ要するにお前は、ポテチを食いたかっただけなんだろう?(゜.゜)」
深紅は真顔でこう即答する。
深紅「哲学みてーに語ってうやむやにするつもりなんだろうが、私は騙されないからなッ!」
深紅はビシッと藍紫を指差している。
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