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旅行は年一回、後一回は遠足程度で十勝清水のビート工場(現在は日本甜菜製糖)へ行った。工場を見学して渓流(ベケレベツ川、アイヌ語で「綺麗な水の流れる川」)の清流の中で岩を食む山女の美しさに暫し見入り、其の清流のつり橋を怖々渡った時、少し離れた所にいたトネッコ(子馬)が突然私に向かってきた。さぁ大変私は夢中で逃げだした。走っても走っても追いかけてくる。必死に子馬と駆け比べして、やっと子馬が止まった。其の時の体操の先生は私のランニングを褒め友達はヤンヤの大喝采であった。・・・・・いじわるトネッコ・・・・
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