序章

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『 日誌 11月9日 午後鈴鹿ゼロックスの納品に同行。 その後鈴鹿の地理学習。 ゼロックスの門を出る時に カローラが右折レーンに入り 右にウィンカーを出したとき思った。 「ああ、いよいよなんだ」 まずは近くの村の中の狭い道をまわり、 車の中から小さな保育園を教えられる。 その後彼女の勤務先である 鈴鹿福祉会やすらぎホームへ。 自動車のナンバーはわかっているということなので 道路挟んでの職員駐車場に行く。 わたしだけがカローラから降り、見てまわるが 該当する車は見当たらず。 もしかしたら職場もすでに変えているかもしれないということ』
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