◆原作小説と脚本

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 僕は宮野蹴鞠というペンネームで作家を仕事としている。  黒髪・黒瞳に自分で切ってるツンツン頭。身長174cm、顔はイケメンではないがブサイクと言うほどではない、と思う。  アイデアを出し尽くしてしまって何とか絞り出す毎日。  斬新だとは思うが、ドラマや映画にできるのかは微妙過ぎる脚本を書いてみた。 *  社長に脚本を読んで頂く。 「【二人カラオケ】? 拝見しよう」  通る事を祈って、沙汰を待つ。 「馬鹿馬鹿しい内容だがドラマや映画としては斬新だ。まず、1クールものにしてみようか。追って予算等の通知をする」 「有り難う御座います!」
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