無神論者・安楽死を望む地獄の日々、それを元気にしてくれた人達（中編）

第三話：ニート・ゼロ円ゲーマー

　当時ネットゲーム（ネトゲ）は定額課金制と思い込んでいた所、ネクソンのテイルズウィーバーのＣＭで基本無料というのを知り、早速やってみると‥‥これがハマッてしまいました。
　ネット上では社会人らしく一人称を私でチャットしており、努めて紳士的に振る舞ってきました。
　男キャラ使用で会話内容からも男だろうと普通に思われていたと思います。
　私のキャラはマキシ、単体火力と防御が高め、足が速くなる支援魔法も使えるタイプに育てていた（範囲攻撃は弱く単体攻撃向きの背伸び狩り可能なナイト系）ので灰ティチ（攻撃・支援両立）とのペア相性抜群。
　エクトバールさんという灰ティチの社会人の方と毎夜、狩りやクエストをしてました。
　始めた時期が丁度良く、アップデートに沿ってシナリオクエストをクリアーしていき、最後のクエストでは、最速クリア賞の賞品の豪華な羽装備を頂きました。
　ちなみに完全無課金でした。