空白の一日

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瑠里子は、僕でいいの?」 「もちろん……」 瑠里子ははにかみながら頷いた。 「ねぇ、それ。かけてみて。一緒に……レンズ、合わせに行こう」 眼鏡ケースを開けると、スリムな眼鏡のフレームが入っていた。 僕が眼鏡を外してプレゼントされたフレームをかけると、瑠璃子は目を細めて僕の手を引いた。 ◇
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