爆誕・魔漢少女

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ビキニアーマーにダーツ部分にスリットの入ったドレスを纏っている。腹がほとんど露出している。そこから、おそらく下はハイレグだろう。ボトムのの腰紐が見えている。 エメラルドグリーンの装飾具をこれでもかと着けている。 よし、鑑定終了。こいつは自意識過剰なレイヤーだ。まぎれもないビッチ。 「あのう。お気に召されましたかぁ?」 甘い声で先制攻撃してきやがる。くそ、かわいいじゃねーか。 どこのどいつか知らんが、誘いに乗るもんか。 「ていうか、誰だよ。お前」 「ですから、わたし、まほう少女ピヨスモンテ!」 「お前それしか言えねえのかよ。つか、何の用だ。受信契約ならお断りだ!」 俺は渾身の一撃を放った。部屋にはネット接続環境しかない。 「違います。ですから、わたし、まほう少女ピヨスモンテ。契約して貰えないと、わたし、わたし」 今度は泣き落とし作戦かよ。徴収員でないとすると何だ。 風俗の訪問販売とか聞いたことがない。 「もしかして、本物さんか?」 恐る恐る聞いてみると力強い返答があった。 「ですから、わたし、まほう少女ピヨスモンテ!」 あのなあ・・・・。 「だいたい、そんなパンツ丸見えの衣装を披露されて、契約したい気持ちに火が付くと思うか?」 「します、します、絶対します。だって貴方は男の子」 物好きなオタクでも三次元女に押しかけられたらさすがに引いてしまうわ。     
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