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開けてみると、それはかなり間抜けな顔をしたクマのぬいぐるみだった。
「ぶっ、あはは!何これ!?ブサイクー!」
「ちょっ、可愛いの間違いでしょ!?」
「若葉のセンス疑うわあ~にしてもこの顔面白すぎる…ぷ、ふふっ。」
若葉は私の反応にショックを受けていたけど、中々笑いが止まらない私を見て、とうとう一緒に笑い出した。
ひとしきり笑い終えた後、若葉は私の顔を覗き込んできた。
急に見せた優しい笑顔にドキッとする。
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