寂しい夜に

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ー ー ー ー ー ー 「……ふふ…」 思い出したらまた笑えてきた。 間抜けな顔も今では見慣れて愛着もある。 若葉の不器用な優しさが、すごく好き。 唐突に「好き」という感情がこみ上げてきた。 ぬいぐるみに顔をぎゅっと押し付けて、私はその感情を必死で押し殺した。
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