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紆余曲折ありました。 結局、開演10分前に漸く辿り着いたわけなんだが。 「溶けてない雪ナメてた。僕、転ばなかったのが奇跡とさえ思ってる。無事に辿りつけて良かった…。」 「松葉杖あったらもっと危なかったね、アレは(笑)しかしレイキ君が生まれたての子鹿に見えたよ(笑)」 肩を震わし笑いを堪えながらここ迄の道程の大変さを口にする。 「だって、イジメかと思う程緩い下り坂ばっかりなんだもん…。固定具つけてはいるけど、滑ったらアウトだから!踏ん張りきかないから!」 そんなこんなで駐車場から、会場までの壮絶な道程を経て、スタッフさんを見つけて声をかける。
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