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名ハンター、タァちゃん
ところで、フェアリーにはヤツの存在を語るに欠かせない相棒がいた。
その名はタァちゃん。
年の頃は不明だが、初めて会った頃にはこの世に生まれてから5年は経っていると思われた。
フェアリーは、彼女をこよなく愛した。
共に入浴した時、腕に引っ掻き傷を作りながら体中をマッサージしたことは、いい思い出として今も胸に焼きついている。
だが、フェアリーにはどうしても許せないことが一つだけあった。
それは、彼女からの心のこもったプレゼント…。
彼女の名ハンターぶりは、老体になっても衰えを見せなかったのである。
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