名ハンター、タァちゃん

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ある日のこと、フェアリーはヤツとの死闘に勝利して凱旋した。 今日も無事に生き残れたと安堵のため息をもらすフェアリーに、思いもよらぬ不幸が訪れた。 フェアリーの住み処に散乱する変わり果てたヤツ…。 床に鎮座する生首、もぎ取られた羽根、宇宙人のような不気味な胴体。 その姿を確認するや、フェアリーの必殺大声攻撃が発動した。 「ふんぎゃぁぁっ。」 途端にウゥと唸り声をあげる彼女。 驚かせるなとでも言いたいのだろうか。 だが、相棒よ。一つ言っておく。 それは、こっちのセリフだ…( ノД`)… 休む間もなく、第2ラウンドの始まりを告げるゴングが鳴る。 ―カァァァンー
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