第1章

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優菜視点 「うぅ…翼君…。」 私は翼君の死を受け入れられずにただ泣いていた。 すると、 (大丈夫だから泣くな!) と聞こえた。 その方向を向いてみると、あの怪獣を倒した巨人がいて、 「お、気付いたみたいだな。俺がここに来てながらすまない。だが俺なら生き返らせる事ができるぞ!」 「そんなの、どうやって…?」 「それはな、こうするんだ!」 そう言って俺は翼とかいう男の中に入っていった。 そして数分後 「…んぁ…。…!?俺生きてる!?」 翼君が本当に生き返った…! 優菜視点終了 翼視点 「何がどうなってるんだ…?」 「それはね、」 と優菜が言おうとすると、 『この俺、ウルトラマンゼロが死にかけのお前と一体化して生き返ったんだ!』 とブレスレットから聞こえた。 「へぇ…あ、ありがとうございます。助けて頂いて。」 『敬語なんていらねえよ!俺もお前と同じく5900歳だからな!』 「5900歳!?俺らまだ10代なんだけど!?」 『ああ、悪い悪い。5900歳って言っても、人間換算すると16歳位なんだ。』 「何だ…脅かさないでよ!」 と優菜が言った。 『コイツは唯一俺=お前ってのを知ってる奴だ。まあ一体化してる所を見られたからな。まあそれよりお前ら大変だったんだな。だけど俺が来たからにはもう大丈夫だからな!』 と言ったウルトラマンゼロ。 「まあ、これからよろしくね。」 『おう!(優菜ってアイツと同じ感じがしたが、 まさかレイオニクスなのか?)』 ※レイオニクスとは超簡単に説明すると、 怪獣使いである。 と思っていたのを俺はまだ知らない。
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