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2.肉食が減る
善人が溢れた場合、肉食主義者が居なくなり、完全菜食主義者が100%になると推測する。
その理由3点を以下に示そう。
1つ目、善人は他者を虐げる事を良しとしない。
その愛は人類以外にも及び、まずは身近な動物、即ち家畜等への哀れみとなり、肉・魚・卵・乳・毛皮・脂・その他動物性製品の消費は0となって、関連職種は全て廃業となる。
※ここで植物も生物だという反論も予想されるが、それに対する再反論は宗教的な話になってしまうので本書では割愛させて頂く。
2つ目、善人は浪費を地球全体に対する悪と考え、食糧生産コストと、そのシステムに関しても効率化を図るだろう。
動物性原料は、『植物』を育て収穫し、それを『動物』の餌として使用し、育てて加工・運搬等を行うことで、人間の食卓に並ぶ。
対して植物性原料は、『植物』を育て収穫し、加工・運搬等を行うだけで良い。
単純に、『植物→動物→人間』より『植物→人間』の方が1工程少ない分、システムとしては効率的である。
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