【ペット契約】始まります 

20/22
2665人が本棚に入れています
本棚に追加
/195ページ
「あ、ああぁ……だめ、恥ずかしいよぉ……」 「よく見えるよ、はる。ああ、ここを、触ってほしいんだったね」  課長の手は膝から離れ……二人のつながった部分をなぞって、白く濁った淫液を掬う。そして、秘肉の一番上で存在を主張する、赤い実のような突起にゆっくり触れた。 「いやあぁあ!」 「はる? いやなの?」 「……ちがぅ、でも……すぐイくの、だめぇ」 「いいんでしょう? はる、イッてみせて?」  豆粒のように膨らんだ淫核を人差し指で強く弾かれる。私の体は大きく跳ね、首輪ごと体がビクビクと震える。……また、こんな簡単なことで達してしまった。 熱い吐息をゆっくりと吐き出し、鏡を見る。二人がつながっているとこは、白くどろっとした淫液に塗れている。  課長はゴムの根元を押さえながら、ずるっと私のナカから陰茎を抜き取る。 「かちょう……?」  私の潤んだ瞳が、鏡越しで課長の目を見つめる。課長は肩を落として、軽く眉を下げた。 「はる、ご主人様と言いなさい」 「……ご主人様も、イッたの?」  ご主人様は、首を横に振った。私の肩を抱いて、ゆっくりとベッドに横たわらせる。脚の間にご主人様の体が入り、もう一度蜜が溢れかえる秘裂に陰茎を添える。そして、ゆっくり息を吐きながら挿入する。出張ったカリの部分で入り口をひっかけるようにしながら抽送する。 「はあ、あぁ……」    淫核を触れられるよりもゆったりとした刺激が、私の体を撫でる。弱弱しい快楽がもどかしくて体をよじると、ご主人様はずーっと体を奥に押し込んできた。 「あぁっ!ん、あ、だめぇ……」 「欲しかったんでしょ、はる? 物足りないって腰揺すって」 「でも、おくがぁ……!」 「奥? ……ここ?」  課長の剛直が、さっき指先でこすった私の奥の……最も感じるところを強く突いた。 「あっ、あぁ、だめ、また、イクからぁ…!」 「いいよ、はる……」 「だめ、だめ、すぐイク、イッちゃう、だめ、あぁ……」 「あっ……はる、きつい」  ご主人様は私に覆いかぶさり、背中に腕を回して私の体を強く抱きしめる。私もご主人様に抱きついて、背中に手を這わせる。迫りくる快感の波に流されないように、強く。
/195ページ

最初のコメントを投稿しよう!