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バニー、さっそくバレました
顔を上げると、いつもは冷静沈着……会社のみんなから面白みがないとすら言われる『彼』がいる。
私の上司である、副島課長だ。
いやらしく口角をあげて笑う彼は、私に脚の奥で息を潜める淫部を見せるように命じた。ベッドに横になっている私はその強い語気やその中に秘められる淫靡な響きに逆らうこと出来ず、膝を立て、副島課長に潤み切った秘裂がよく見えるよう両の脚を広げた。
その私が恥じらいながら脚を広げる様子を舐めるように、瞬きもせずじぃっと見ていた課長は、「いい子」と言って私の唇を指の腹で撫でて、柔らかく乗せる様なキスをした。何度も唇が重なり、お互いの吐息がそれを濡らす。ただ、それ以上の甘美な刺激はいくら待ってもやってこない。私がねだるように課長の唇を割り、腔内に舌を伸ばす。すると、ぬるりとした課長の舌は私のソレに絡まり、私の口の中に滑り込んでくる。歯列をなぞり、上あごをくすぐられる。私も負けじと、課長の舌の裏をくすぐった。いやらしい水音を響かせながら、お互いの舌を絡ませ合い……物惜しげに離れるときは、私たちは唾液の糸で繋がっていた。
「さて、ここはどうなっていますか?」
「やぁあ……ん、んぅ……」
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