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!?
入り口から声が聞こえて急いで振り返ったらそこには・・・
私の何倍もの大きさがあり、月の光でキラキラと輝いた銀の美しい毛並みを持つ獣・・・神獣フェンリルがいた。
?「もう一度問う貴様は誰だ?」
いけない、見とれてしまい返答してなかった。
美「私は土方美夜、美夜って呼んで、
ごめんなさい勝手に入ってしまって、今すぐ立ち去るわ」
そう言って外に出ようと歩みを進めると
?「いやまて、ここから今すぐ出て行けば獣達の餌になるぞ?」
美「?、でも此処は貴方の家でしょう?それに、食べられた食べられたでそれが自然の原理だから恨みはしない、そういう運命だったですむ。
それより貴方は誰?私だけ名乗るのはフェアじゃない。それに人に名前を聞く前にまず自分から名乗るのが礼儀ってもんよ」
ま~食べられる前に悪足掻き位はするけどね~。
?「面白い事を言う娘だな、しかし命は大事にせねばならぬぞ?
我は神獣フェンリル。そう言えば何故お主はこの森のしかも一番奥地に居るのだ?」
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