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楓が、荷物を置いて戻って来た。
「皆で、楽しそうな話をしてるみたいだけど、どうしたの?」
楓は、楽しそうな声が聞こえたので聞いてみた。
「いや、香音さんは良い人だなと思って」
楓の父は、そう言った。
「…?」
楓は、父の言葉に疑問を覚えたがあえて口には出さなかった。
その後、ぎこちない雰囲気は解消されお昼を楽しみ、午後は香音が晴香と遊んでいた。
「香音ちゃん、絵本読んでぇ~」
晴香は、香音にすっかりなついてベッタリになっていた。
「うん。何にする?」
香音も、最初は戸惑って居たものの今ではすっかり慣れたものである。
「これぇ~」
晴香は、ニコニコしながら絵本を取り出した。
「シンデレラね」
香音は、ニコニコしながら絵本を読んでいった。
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