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第一章 おじじとの出会い
直視できないくらいの眩しい光。
あたしが目を開けるとその光が目に入った。
動きたいのに手足が自由に動かない。
声を上げたいのにうめき声しか出ない。
そんなあたしを抱えてくれたのがおじじだった。
おじじはあたしをみてにっこりと笑ってた。
「この子はきっと頭がいい子に育つぞー」
おじじ、見る目あんじゃんか。
あたしはおじじを褒めたい気持ちでいっぱいだった。
おじじはあたしよりも髪の毛がなく、あたしよりもシワがいっぱいあった。
あたしはおじじの頭をぺちぺちと叩いた。
これがおじじとあたしの出会い
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