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亜美ちゃんが俺の家に来たのは、今日で二回目。 嬉しいのには違いない。 だが、腹が問題だ。 1ミリも俺の腹に隙間はないようで、俺は隠れてゲップをした。 「まず、ご飯を早炊きにして炊くねー」 キッチンで亜美ちゃんは、手を洗いながらこちらを振り向いた。 ジャンプみたいにして体を上下させていた俺は慌てて亜美ちゃんに見つからないように動きを止めた。 「あーうん、ありがとう」 ダメだ、少しも腹がへらない。 「何合炊く?おかわり出来るように三合炊いとこうか?」 「さ、三合?」 俺の顔から血の気が引いた。 まさか、そんなには普段でも食わねー。 「あ、やっぱり、うどんもあるから二合にしとく?」 ビニール袋から生うどんを出して見せる亜美ちゃん。 完全に参りました。 うどんもある。亜美ちゃんは実に用意周到だ。いや、準備万端だ。
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