1人が本棚に入れています
本棚に追加
「本当今の上司っていう人が 遅刻にウルサくてさ 多少なら良いと思わない?」
「良いよーだって私も10分ぐらい遅れちゃうもん」
「私もーー」
社会人になり半年がすぎ、久々に高校の同級生と合うことになり、目の前の3人は以前と変わらない会話を楽しんでいるようだった。
「ねえ 万里はどうなの?」
私に振ってくるとは思わず丁度運ばれてきた唐揚げを頬張っていた最中のことで、反応がおいつかない。
「う うんーー」
「あっごめんごめん 食べてて」
そう言うとまた、目の前のでタワイのない会話が再会される。どうしてか、その輪に入る気力もわかない。
最初のコメントを投稿しよう!