お呼びでないけど異世界へ

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西暦20××年何の変哲も無い若者だった主人公はとある事から異世界に渡る方法を見つけてしまう。夏休みだった事もあって、学校をサボる事なく異世界生活が出来ると着の身着のまま渡る。帰還する事は可能だが、一度渡ると戻る為には魔石を大量に使う必要があり、その魔石を集める為、冒険者になる事を決める。 旅行気分で護衛をしたり、アトラクション気分でダンジョンに入り、果物狩り気分で薬草採取、トレジャー気分で鉱山探索。 剣と魔法のファンタジー世界で特に目的意識が無い主人公が異世界生活で巻き起こす珍道中に住人達は阿鼻叫喚。 上条健(主人公) 16歳高校生。廃墟マニアのアウトドア派が高じてなのか、隠し部屋がある廃墟に入り偶然異世界に渡る方法を見つけた。剣も魔法も知らない一般人がどうやって異世界生活を満喫出来るのだろうか? 河城常葉(ヒロイン?) 16歳高校生。健の幼馴染でたまに廃墟巡りへ付き合わされる。異世界生活を実体験した健に唆されて、一緒に異世界に渡ってしまう。 バファロン(召喚獣) 健が探検中に見つけた幻獣の雛で、刷り込みにより懐かれた事で召喚契約を結んだ。 普段は異空間にいるか服の中に縮んで入り込んでいるかしているが、戦闘になると元の大きさに戻って戦いに加わる。モフモフである。 土佐丸(亡くなった廃墟の主人) 隠し部屋に異世界に渡る方法が書かれた日記と魔道具を残し、寿命で亡くなった。親族がおらず、戸籍も無いが、金持ちだったようで屋敷を付近の土地ごと購入している。 受付のオネーサン(副ギルドマスター) 健の冒険者登録をした女性。普段はギルドの受付嬢をしているが、実は副ギルドマスター。素行の悪い冒険者をマークしたり、他の受付嬢を冒険者の毒牙から守っている。 ドネル(ドワーフ) 鍛冶屋の主人。酒と交換で健の要望を受けて刀を初めて造った。魔道具の起動には魔石が大量に必要であると見抜いて健に冒険者の道を進めた張本人。 リグベー夫婦(宿屋) 元冒険者だった料理人の旦那が自らの金銭的な苦難体験を後輩にさせぬよう、冒険者は格安で泊まらせている。子供が出来た事で冒険者を辞めた嫁さんと一緒に宿屋経営をする事にした。 マルシェ(エルフ) 魔法ギルドの魔法講師で魔法学園の特別講師も務めている。健に魔法を教えた際、その才能に驚き魔法学園の入学推薦を提案するも、魔石集めの予定と合わない為断られてしまう。
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