第1章

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突然、スマートフォンを持つ結城の手が震える。今にも取り落としかねない程に。その眼はスマートフォンには向けられておらず、車内のバックミラーへと向けられていた。つられて星奈もバックミラーを見る。ミラーには、髪の長い眼の血走った女が映っていた。                
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