2人が本棚に入れています
本棚に追加
黒猫は『ボス、こいつがミミコの話していた新参者だそうですぜ。』とリーダーらしき猫に話しかけた。
他の猫たちはリーダーが見やすいようにと場所を空けた。
そこには真っ白な小柄な猫が座っていた。
夜の闇の中でも白い毛は異色の輝きを放っていた。アレキサンダーはその場に動けず立ちすくんでいた。
リーダーは青く光る目でアレキサンダーをじっと見つめた。
『わたくしはこの街を仕切らせていただいてるひなと申します。困った事があれば何でもおっしゃって下さい。』
最初のコメントを投稿しよう!