TOKIO

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曾て和光大学文学部教授の岸田秀氏が《唯幻論》を唱えたが今回のTOKIOの謝罪会見が正にそれだった▼そもTOKIOと言うものは存在しているのだろうか▼医師のようにこの世になければ人の生存に関わることなど無論ない。見ている人達の心の中にのみ存在しているのだ。《幻想》なのである▼普通に考えれば46歳の日本人男性が刑法に触れる犯罪を犯しただけの話である。全国の犯罪者が逮捕時に謝罪会見を開くだろうか。それも《男性アイドル》と言う幻想の所為である▼幻想としてのTOKIOのメンバーの1人が幻想としての犯罪を犯し、それを幻想としてのメディアが報道して幻想としての視聴者が見る▼実態など何処にもないのだ。
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