馬鹿どもの処罰

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「先の騒動に関する処罰を言い渡す。サイファ、ノキーン、フォールの三名は各々の家から絶縁。身柄は婚約者の家の預かりとする。各家は彼らをどう扱おうと自由なものとする」 彼らはもう貴族ではなくなると。そして、婚約者の家の所有物扱いとなり、どんな待遇になるかは婚約者の胸一つになるのですね。 サイファが顔色を青くして、絶望に染まってますね。彼の今の状態を見れば、彼女にエス属性があるのは明らか。まあ、頑張って下さいとしか言いようがありません。 「レイナ嬢だが、ツガル家は取り潰し平民に落とすものとする」 「ちょっ、なんで主人公の私が平民になるのよ!こんなシナリオないはずよ!ちょっ、何をモガッ」 うるさいレイナには、すぐに猿轡が填められ静かにさせられました。それでも反抗的な目を陛下に向けていますが、不敬罪で首が飛びますよ、物理的に。 「最後にケントだが、王位継承権と王族の身分を剥奪する」 「なっ、父上、そんな馬鹿な!冗談ですよね?」 「控えよ、ここは公式の場である。そなたを王子ではなく名前で読んだのが冗談ではない証拠だ。そなたは既に王子ではない」 王族ではなくなったと知り、魂が抜けたように呆ける元馬鹿王子。王妃様が王妃の座から立つと、元馬鹿王子の前に立ちました。胸元から取り出したハリセンを一閃させると、小気味のよい音が謁見の間に響きました。     
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