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「じゃ、じゃあ、ホットコーヒーのトールサイズで」
「かしこまりましたあ……オーダー入ります……」
ぺたぺたと厨房の方へ行くレマーユ。物陰に隠れて姿を消した。ひそひそ声で、ニーナに耳打ちするグリシア。
「さっきの子、修道服だったよな」
「あん? それが何の関係があんのよ! ロリータ趣味?」
「違う。あの服を着ている。つまり、ビザリナ国教会は、外出を禁じているはず」
「だから?」
「あの子はなら何で、おとなしく修道院にいないんだろう?」
「それもそうね……」
「解せない……」
そんなふたりに、ご注文の品が届いた。
「お待たせ致しましたあ、ごゆっくりどうぞー」
そして、そんなふたりに、チェルダードとカイザルとクルクがレーザーソードを突きつける。
「お客さん、あんたがた、どうやら知りすぎたようじゃのう、一回死んでもらおうか」
「秘密を知った以上、タダで帰す訳にはいかない……」
「用心のため、マイク仕込ませていただきました、どうぞ、命乞いしてください」
二人「ぎゃっ!!」
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