第0話 イントロダクション

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チャタ・ディルジア(Chata, Dhilzia)隣国ファビオ国にある地方のお貴族で、外務政務次官。いつも威張っている。たくさん外遊をするので、世界的にも顔が広い。溺愛している娘を奪還するために、金ぴかのライト・ムーヴァーで迫って来たり、手段を選ばずに娘を奪還しようとしているが、詰めが甘いために、いつも失敗に終わる。娘(ファーナ)ラブ。親ばか。 イエラ・ミラルディ(Iyera Miraldi)リップスの指揮をとる役割。女性陸軍准士官。たたかう職業婦人を地でいく女傑。時に優しく、時に厳しくリップスを直接指揮する。リップスは民兵組織から準正規軍になったので、リップス専属の指揮官となった。 カルバ・ラナリット(Culba, Ranritte)準正規軍総指揮官。陸軍大佐。チェルダードの元部下で、チェルダードのことを(主にこれまでの手柄の面で)一目置いている。ミラルディ准士官の上司。現役時代には、チェルダードと酒を酌み交わす無二の友人。唯一チェルダードと対等な立場で直言が出来る人物。 ■世界設定 ダウン・アンダー(南半球)  ビザリナ共和国・バイザル皇国はもとより、その同盟国が位置するウルロア大陸は、南半球にあり、北に行くほど暖かく、南に行くほど寒い気候。ビザリナ共和国リズアーモ(クルクたちの故郷)から真北の海には、リゾート地、ファビオ領ポプリア諸島があり、都会で疲れた人たちのオアシスになっている。 隊商としてのリップスとは  友好国ファビオから、ビザリナ(本国)に、武器・弾薬・食料品・その他生活雑貨まで何でも運んじゃう、何でも売っちゃう「滑空式航空母艦」を使う一種のキャラバン。その規模のため、地方をさまよう「キャラバンのためのキャラバン」「隊商のための隊商」という位置づけ。これは内緒だが、お金で頼まれれば何でもやっちゃう危険な面も。 準正規軍(民兵組織)としてのリップスとは  幸いにして、昔取った杵柄のチェルダードが存在するので、ビザリナ陸軍とのパイプは強いものがある。また、友好国ファビオが背後についているので、物資に困ることはいまのところない。西ビザリナ(バイザル皇国)との領土紛争を抱えているので、一触即発で停戦ラインを破っていつ敵が来てもおかしくない状態。 友好国、ファビオとは
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