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しばらくすると、ボーディングブリッジの方から、台車に食器やらスイーツやら珈琲やら紅茶などを積んだ、ビザリー・ニューズ社、若手社員が数名やって来た。
「よっ、待ってたぞ! こっちこっち!」
「ラルタ・ニーナさん……初めまして。ビザリー・ニューズ社、支局員若手有志です!」
「早速だけど、この娘のお店、地上のカフェテリアまで、それ全部持っていって、荷ほどきしてくんない? 棚への陳列もよろしく」
「それはもう、ニーナさんのご友人とあれば、何だってさせてもらいますよ」
「じゃあ、カフェテリアの運営の手伝いも、閉店までよろしくね! 私から支局長に電話で言っておくから、残業代付くわよ」
「はーい、分かりました! お前ら、行くぞー!」
「うん、結構、結構! レマーユちゃんにもご褒美が行きますように……っと」
かくして、壮絶な売り上げ競争、第1日目、終了。
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