第0話 イントロダクション

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 チャタ・ファーナの親父さんはお貴族で、外務政務次官という肩書き上、世界のあちこちに飛んで行かなきゃならない。ビザリナ共和国とは友好関係を保ち、もしビザリナ共和国が窮地に陥った時には、超大国としての責務で、バイザル皇国と対峙する。ささいな話題だが、この外務政務次官のお嬢さんが、リップスに入って戦闘訓練をしているというから、親父さんにとってはアタマの痛い問題である。 ■メカニック設定 滑空式航空母艦 ピッツリー7570 ビザリナ製のピッツリー社製。滑空式航空母艦75式の70番目に設計されたために、7570という名前になっている。少し古い設計。コンコルドの2倍程度の大きさをイメージしていただけると結構です。垂直離着陸も出来、音速で飛ぶこともできる。中古とはいえ、なかなかの性能だ。 ライト・ムーヴァー プラーレα60 ファビオ製のプラーレメカニクス社製のライト・ムーヴァー。キャラバン・リップスが制式採用している、いわゆる二足歩行式ロボット。人員を1名乗せて動く二足歩行式ロボットは、総じてライト・ムーヴァーと称する。無印のムーヴァーは旧型でごつく、αは第一次改良型の60番台設計という意味。 ライト・ムーヴァー プラーレα67 GRANDE ファビオ製のライト・ムーヴァー。リップスのより、チャタ一族が使っている方が高級品。しかしながら、余分なオプションが付いているので、実際の戦闘時には、盾や矛を使わず倉庫に置いておき、もっぱらクルクたちが使っている汎用品の武器を使う。
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