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「じゃ 戻ろう」
元来た道を今度はゆっくりと
まるで私の足元を気遣うように
この人は 高貴な顔を持つサタンだ
誰も見ていないときは笑わない
振り返って見えるようになった途端に 極上の笑顔
怖すぎる
私の手には負えない
そして滅多に見れない笑顔は、それはそれは素敵すぎると思ってしまった
前途多難だ！ それだけはハッキリと分かった
今更だけど写真も見ずに簡単にOKをしてしまったのは自分だし
泣きながらの姉の懇願にも勝てなかったし両親の事もある
「後悔先立たず」って言葉を作った人は多分こんな時にできちゃったんだろう
この後に及んで もう後戻りはできない八方塞がり状態
この先の事を考えたら身震いがした
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