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親父が警察官僚だった事も大きいよな…」
源次が感慨深く言った。
「証拠が揃い過ぎていたことと、
メールで送られていたことで口封じもできなかった。
こういうことでいいのか?」
「だな。
ネットで広がれば今のように堂々としていられなかっただろうな。
それに戸籍だ。
死んだ女性のものを奪っているからな。
この件は伏せられているから、警察の威信を保てるってわけだ。
ネットに情報、流してやろうかぁー…」
「さてどうしようか…
君はどう思うんだい?」
オレは幽霊の少女に聞いた。
「もういいの…
私、ほかに思い残すことできちゃったから…」
少女はオレを見ている。
オレは苦笑いを浮かべた。
誰に聞いたんだ… と考えると、
『菩薩が優しく口を滑らせて…』
と情けない学長の声が帰ってきた。
そういえば、オレの仏名も知っていたなと思い出した。
「その菩薩、昇天させてもいいですか?」
オレが放った言葉がかなり怖かった様で、源次と詩暖が怯えた。
オレは少女の情報を仕入れ、
オレがロリコンにならないようにすぐさま行動して準備を終えた。。
… … … … …
眠りにつき、夢で目覚めると、少女はオレの大事なものをもてあそび始めた。
「おっきくなんないよ?」
「まあな、オレにその気はないからな。
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